令和6年3月吉日
一般財団法人本多流生弓会(理事長:本多利永本多流四世宗家)は、令和6年3月23日、東京武道館(東京都足立区)において令和6年度追悼射会を開催しました。
本射会は永年にわたり本会の運営に貢献された役員等を追悼する目的で開催されるものです。今年度の対象者は1名でしたが、宗家はじめ、ゆかりの方々26名が参加、心のこもった追悼射礼が行われ、故人を偲びました。
今後も本会は、本多利實翁(注1)が創始し、現代射法として普及した「正面に打ち起こして大三を取る射法」(注2)の神髄を追求して参ります。また、翁が残した「生弓斎文庫」(注3)に基づく古来の伝統的射学を後世に伝えるとともに、現代科学を駆使した研究も積極的に取り入れ、日本の弓道文化の継承・発展に寄与して参ります。