H28年最後を飾る納射会の結果報告
常務理事 勝俣 俊一
□洗心洞関係者に感謝
平成28年の最後を飾る行事である「納射会」が恒例の「洗心洞弓道場」で行われた。例年出席されてきた宗家は残念ながら欠席となったが、千葉師範は今年も元気なお姿をみせられ、今年新たに師範に就任した山本、坂本両師範を中心に納射会を取り進めた。洗心洞の小山文夫さんと並木幸子さんには「安土の整備」や、「射場の雑巾がけ」等で多大のご迷惑をおかけした。毎年のこととはいえ頭が下がる思いであり、心より御礼を申し上げる。
□露呈した課題?参加予想と参加実数の乖離
今年の納射会への参加希望のアンケート調査を行ったのは六月。例年、アンケートからほぼ半年を経ての納射会実施なので、どの程度の参加になるのか?不安を感じながらの運営であった。しかし、ここ数年の実績ではほぼ当初の予定通りの参加を得ていたので今年も大丈夫かな?と予想したが、今年は予想(35名)を大幅に下回る参加者(24名)に留まり、その後に予定されていた懇親会への参加者は更に減少するという事態に陥り、会場への予約と大幅に乖離して洗心洞支部の関係者にご迷惑をおかけした。
□今年最後の苦言と会員の皆さんへのお願い
参加予想と参加実数の乖離、この事実をどう考えればいいのか?実は本件だけでなく中央研修会等の行事でも同様の問題があり、弁当の手配でいつも苦労している。
会員の皆さんは行事運営する執行部が行事への参加者人数を把握するのにどれだけ神経をすり減らしているかご存知であろうか。年の最後に苦言を呈するのも辛いが、図らずも今回表面化した問題は今後の運営に危機感を覚えざるを得ない。
執行部において、現状以上に確認のための作業を負担することは事実上不可能である。
アンケート調査の精度をあげるために、ぜひとも回答にご協力いただくことを切にお願いする次第である。
平成29年は「利實翁没後百年」の記念射会を行うが、それに伴い数次のアンケート調査を行う予定である。できるだけ正確な数字を把握できるよう、会員の皆さんのご協力をこころより願って、平成28年を締める。