H27年納射会

一年の最後を飾る納射会が、本多流の聖地「洗心洞」にて開催  顧問 寒川泰壽

12月13日、恒例の納射会が本多流のメッカ、洗心洞にて開催され、宗家、千葉師範を始め30名の会員の参加がありました。洗心洞は夕方になるとめっきり冷え込む道場なのですが、今年は例年に比べて比較的暖かく過ごすことができました。

H27年納射会

撮影:赤門支部 小林暉昌さん

宗家のご挨拶の後、坂本師範代の矢渡、全員一手略式射礼で年の納の射を終えました。
予定より1時間も早く終了したため山本、坂本両師範代による熱のこもった弦取稽古をしていただきました。
参加者も今年最後の稽古となり、夜の懇親会を楽しみにしながら夕刻4時に閉会しました。

洗心洞の納射会は近年参加者も徐々に多くなってきており、今年は30名でした。 しかし、道場は狭く溢れんばかりでしたが、地元洗心洞支部が7名、埼玉東が10名で、あとは静心洞、東京、赤門、横浜などが数名づつの出席状況で、特定の支部からの参加に留まっています。

参加者からは「もっと、幅広い地域からの参加者がほしいなぁ!」という声も挙がっていました。振り返ってみれば、渋谷で納射会を開催していた当時は、僅かに10数人の参加に留まった時もありましたので、「年一回位は聖地である洗心洞での開催も悪くはない」という声もあります。

それにつけても道場の開閉や射会の準備、懇親会の手配等全てに亘って洗心洞稽古会支部の皆さん(山本さん、多々良さん、小山さん、並木さん等)には大変なご苦労をおかけして恐縮しております。本当にありがとうございました。