令和6年京都研修会を開催しました

令和6年5月吉日

一般財団法人本多流生弓会(理事長:本多利永本多流四世宗家)は、令和6年5月3日、京都外大西高等学校三条グランド弓道場(京都府)において令和6年京都研修会を開催しました。

今年の研修会は27名の参加で、恒例の日置流竹林派起請文の唱和から始まり、師範会による矢渡し、宗家の講話と続きました。

少し汗ばむ陽気でしたが、参加者は時間いっぱい射技研修に取り組みました。午後には射技研修の他に、師範会による演武や印可審査も行われ、充実した研修となりました。

今後も本会は、本多利實翁(注1)が創始し、現代射法として普及した「正面に打ち起こして大三を取る射法」(注2)の神髄を追求して参ります。また、翁が残した「生弓斎文庫」(注3)に基づく古来の伝統的射学を後世に伝えるとともに、現代科学を駆使した研究も積極的に取り入れ、日本の弓道文化の継承・発展に寄与して参ります。

(注1)
本多流流祖。生弓斎と号す。天保7(1836)年生。江戸における日置流竹林派の家元。第一高等学校、華族会館、東京美術学校、東京帝国大学、大日本弓術会などを指導した。大正・昭和初期に活躍した名射手の多くは翁に学び、弓聖とも称えられる。
(注2)
本会の師範であった髙木棐(たかぎ・たすく)氏は、財団法人(現公益財団法人)全日本弓道連盟範士・十段で、副会長、審議会委員、全日本学生弓道連盟会長などの要職を歴任され、全日本弓道連盟弓道教本第一巻創刊当時の射法制定委員として全日本弓道連盟射法の制定に尽力された。
(注3)
生弓斎文庫には、翁が収集した弓書1,000冊以上が収められ、貴重な弓道文化遺産となっている(非公開)。

宗家講話

矢渡し

演武

射技研修風景

射技研修風景

参加者集合写真